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Chapter Awards
ASHRAE Japan Chapter Technology Award 2025
候補業績募集要領
ASHRAE Japan Chapter（米国暖房冷凍空調学会，日本支部。以下、本支部という）では、空気調和・衛生工学・冷凍に関する技術の進歩発展をはかるために、2020年から、当該分野における顕著な業績を表彰しています。
2025年ASHRAE Japan Chapter Technology Award（以下の候補業績)を下記の要領によって公募いたしますので、募集要領にしたがって 2024年11月29日までに審査に必要な資料を提出してください。
１．賞の対象
近年中（プロジェクト完了後概ね3年以内）に竣工した建築（改修を含む）における、居住者の快適性、室内空気質、および省エネルギー分野での革新的な計画、設計ならびにコミッショニングプロセス に関する業績、また、画期的な省エネルギー性能や地球温暖化防止に貢献する技術開発を達成した冷凍機や空調機に関する業績を対象とする。受賞業績は、ASHRAE Technology Awardの地域表彰（Regional level）の応募候補として支部から推薦されるものとする。学会表彰（Society level）の規定に従うため、詳細については下記、３．(１)～（４）における表彰要綱に倣う。
＜対象カテゴリー＞
Ⅰ．業務用建築（新築、既築、省エネ・コミッショニング）
Ⅱ．公共建築＜教育施設、他＞（ 同上 ）
Ⅲ．医療施設（ 同上 ）
Ⅳ．産業施設およびプロセス（ 同上 ）
Ⅴ．公共集会施設（ 同上 ）
Ⅵ．住宅
２．審査の対象
・自薦および他薦により期日までに応募されたもの。
・ASHRAE現会員により作成・応募されたもの。
・応募者はASHRAE会員であること。
３．審査の資料
（１）ASHASHRAE Technology AwardのSociety Entryに必要な資料（英文）
・Application Form Page1,Page2 (Page3は不要)
・10ページ以内の説明文
（Letter 8.5”x11” サイズ、フォントサイズ12、ダブルスペース、周囲1インチの余白）
図表、概略系統図もページ数に含まれ、最大10ページ。
説明文には、以下の審査基準をもとに、簡潔に記載すること。
1) エネルギー効率
2) 室内空気質
3) 革新性
4) 運用・保守
5) 費用対効果
6) 環境負荷
7) プレゼンテーションのクオリティ
※詳細は、以下のHPの応募説明資料を参照すること。
TECHNOLOGY AWARDS PROGRAM
https://www.ashrae.org/membership/honors-and-awards/technology-awards-program
Technology Awards from Region XIII
http://ashrae-region13.org/CTT.htm
（２）業績に関する補足資料（日本文）
・応募業績の内容がわかる、関連学会あるいは雑誌等に投稿した資料。
・書式は問わない。
（３）上記資料は、電子データ（PDF形式）にて提出すること。
提出先：[email protected]
（４）審査の必要上、追加資料の提出を求めることがある。
４．表彰
（１）賞は「ASHRAE Japan Chapter Technology Award」と称し、賞状を授与する。
（２）授与式は、原則として年次総会の席上で行う。
（３）対象カテゴリー Ⅰ～Ⅵ の受賞業績は、ASHRAE Regional XIII Technology Award への応募業績として、審査員の協議につき本支部よりRegion XIIIに推薦する。
５．表彰件数
厳選寡少を旨とし原則１件とする。なお、カテゴリーが異なる場合には、カテゴリーごとに最大１件選出する場合がある。
6．FAQ
Q. プロジェクト完了後の提出期間は厳密に定めがありますか？
A. 明確には定められていませんが、概ね3年程度としております。また、24ヶ月以上が経ったプロジェクトはEBCｘ（コミッショニング分野）でも応募が可能です。
Q. 対象カテゴリーに厳密な区分はありますか？
A. ありません。選択を迷う場合には、最も近いと考えられるカテゴリーにご応募ください。なお、提出後にチャプターから変更の提案をさせていただく場合があります。
Q. 応募資格にASHRAE現会員であることとあるが、対象者は誰か？
A. Application Form Page2に記載されるentrant 4名は提出時点で会員である必要があります。Page3のEngineer of record とBuilding owner は会員の必要はありません。なお、ASHRAE会員のGradeは問いません。
Q. 審査基準にプレゼンテーションのクオリティとあるが、口頭プレゼンの審査の機会があるか？
A. 口頭のプレゼンテーションによる審査はありません。プレゼンテーションのクオリティとは、提出資料の質を問うものです。
Q. 英文審査資料は10枚以下でも応募可能か？
A. 応募可能です。
Q. Societyの提出資料にはone year of operation data が必要と記載があるが、Japan chapter 提出の際には必要か？
A. データがあることが望ましいですが、なくても応募が可能です。Society Levelの提出までに資料を作成ください。
Q. Application form には、Regional entry requirements に4ページまでと記載がある。一方、RegionⅩⅢのホームページにはRegional entry にはSociety levelと同様の資料（10ページ）提出をおこなうよう記載があるが、どちらに従えばよいか？
A. RegionⅩⅢのホームページの記載に従ってください。RegionⅩⅢ Regional award応募時にSociety levelに必要な資料を提出することになっています。提出規定が年によって変更になる場合があるので、詳細に不明点がある場合はASHRAE Japan chapter までお問い合わせください。
Q. 日本語補足資料に枚数制限はあるか？
A. 枚数の制限は設けておりません。書式も問いません。
Q. Chapterの審査終了後にRegionの提出に進んだ場合、提出資料を修正することはできますか？
A. はい。より良い提出資料とするために、変更を加えることができます。（Region終了後Society提出前も同様）
Q. 英文審査資料の単位系は、SI単位のみでもよいか？
A. エネルギー消費量は、SI単位系のMJ/m2/yearに加えて、kBtu/ft2/yearも併記したほうが審査員に伝わりやすいです。面積についてはm2とft2を、温度については摂氏℃と華氏Fを併記するとよいです。
7．連絡先
不明点がある場合には、以下までお問合せください。
ASHRAE Japan Chapter ([email protected]）
以上
(本要領のpdfファイルリンクはこちら)ASHRAE Technology Award Winners from Japan Chapter
| Year | Place | Category | Winner | Project |
| 2017 | First Place | I- Commercial Buildings New | Kitaro Mizuide | YKK80 Building |
| 2018 | Honorable Mention | I- Commercial Buildings New | Hiromasa Tanaka, SusumuHorikawa and Kouji Sugihara | Daikin Technology and Innovation Center |
| 2019 | First Place | I- Commercial Buildings Existing | Hiroki Kawakami, Hiroaki Takai, Kazuki wada and Koji Tanaka | Takenaka Corporation, Higashikanto Branch, Office renovation |
| 2020 | First Place & Award of Engineering Excellence |
I- Commercial Buildings New | Susumu Horikawa, Kosuke Sato and Eri Kataoka | Shogakukan Building, Tokyo |
| 2021 | First Place | I- Commercial Buildings Existing | Tomoaki Ushio, Harunori Yoshida and Shigemi Mori | Kyoto station |
| 2022 | First Place & Award of Engineering Excellence |
I- Commercial Buildings New | Shiro Tsukami, Kitaro Mizuide and Hirotaka Kubo | DaiyaGate Ikebukuro |
| 2023 | First Place | I- Commercial Buildings New | Nobuhiro Hirasuga, Shun Kato, Yu Sakamoto and Takashi Akimoto | Shinryo Shinjo Building |
| Honorable Mention | II - Educational facilities New | Hiroaki Tanaka | Mizunami Kita Junior High School | |
| 2024 | First Place and Award of Engineering Excellence | Ⅲ- Health Care Facilities New | Hiroki Yokoyama | ObihiroKosei General Hospital |
| Honorable Mention | I- Commercial Buildings New | Yuka Mutoh, Kentaro Kimura, Yasunori Akashi and Shin-ichi Tanabe | Takasago Thermal Engineering Innovation Center |
■過去のJapan Chapterからの受賞業績（pdfファイル）はこちら
要領に関してご不明点がある場合には、[email protected] までお問合せください。